病に犯された妻を救おうとする男が辿る不思議な物語を描いたSFドラマ。監督は、ダーレン・アロノフスキー。音楽は、クリント・マンセル。どちらかと言うとミニマルでモノトーンなイメージが私なんかはある人ですが、偶にサントラを聴くと、意外とそうじゃないか?、ってなる事があって、コレなんかもそんなのの1つ。このアルバムが完全本編通りかは覚えてませんが、ピアノの穏やかな音色から始まり、室内音楽、クラシカル風味、禅?っぽさ、荒さ、不気味さ、ノイズ、その他諸々を感じさせながらの音楽群は、もの哀しさを軸にしたエモーなニュアンスが漂い、抑え目な卒ないモチーフがあり、物語のなぞりを感じさせ、後半へかけてジワジワ盛り上がっていく、そして最後は再度穏やかなピアノで閉めていく、そんなアルバム構成を含め良い感じ。まぁ正直クロノス・カルテットがどうなのかとかはよく分かってませんが、取り敢えずは、レクイエム~みたいのがイケる人ならどうぞ、って感じかな。
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サントラは、 Nonesuchから出てます。
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