2022年7月3日日曜日

サントラ「天使の分け前(The Angels’ Share)(2012)」

ウイスキーと出会った青年を描いたドラマ。監督は、ケン・ローチ。音楽は、ジョージ・フェントン。テイスティングの練習で各々が口に含んだのを1つの瓶に吐き出すんですが、仲間の1人がその瓶の中身を飲み干すシーンwが個人的には頭から離れなかったりする作品で、ローチっぽい社会派?的な要素はあれど、もっとこう素朴でコミカルなトーンがよく出てた気がするんですが、どうだったかな。なんとなく人気はあんま無かったってイメージがあるんですが、私なんかは普通に観れたような気がします。はい。まぁだからなんだって話ですが。で、音楽はフェントン。ローチと言えばな感じですが、ここでは、若者達の日々&物語をロックインスト?系と不穏系とコメディ風味を交えながらやってく感じで、チープでは無いけどリッチにはなり過ぎでもないサウンドと感情とは距離を取る姿勢があるんで、単純に裏方に徹してるから、とは別の意味・・・かは置いておくにしても、印象は地味。まぁ私なんかはフェントン&ローチだと麦の穂を~を思い出す事もあって余計にそう感じるんでしょうが、ああ言うのを期待すると肩透かしに思う人も多いんじゃないかなと。ただ、変に擁護したい訳じゃないけど、何かしながら軽く流して聴く分には丁度良かったりする時もあるんで、どちらかと言うとそう言う感覚で接する方が楽しめる(率が上がる)音楽だったりするのかもしれないなって思ったりしました。うん、まぁそんな感じです。

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サントラは、QuartetからCDが出てます。最近出たデジタル版は歌2曲が無いスコア版みたいです。

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